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013  火曜日3 <

リングを振り返ると、ビキニを履いた丸山が腹を右腕で押さえながらリングを降りてくる。

少々強く腹を打ちすぎたか。しかし、そうしなければ俺はリングの上で・・・。

 

リングには、すでに新しい対戦者がスタンバイしている。

スキンヘッドで口ひげを蓄えている。もっさりしていてオッサンのようにも見えるが、肌が若い。

40代か、それ以下と言ったところだろう。

黒いビキニパンツがはち切れんばかりに膨らんでいるが、勃ってはいなさそうだ。

 

シャワーを浴びていると、ほどなくして丸山も入ってきた。

「ちっきしょう・・・また負けた!」

丸山が俺の肩に腕を回し、頭をはさんでぐいとヘッドロックに固める。

「でも寺田さん危なかったっすよね? 俺の技よかったっすか?」

俺の頭をヘッドロックで絞め上げながら、丸山が俺を揺さぶってみせる。

「危なかったっすよ・・・いくかと思ったけど、まぁなんとか今日も勝てたんで。大丈夫っす」

丸山の顔が、ぐっと固くなる。・・・俺の挑発が効いたらしい。

「こんの野郎・・・よし、次はぜってぇイカしたろ。」

丸山が固い笑いを浮かべながら、いっそう俺の頭を絞め上げる。

 

俺はヘッドロックからさっと頭を抜き、即座に丸山のそのビキニを下ろし、まだ固さの残ってい

る丸山のマラをクチュッとくわえる。

「んっ・・・」丸山の太マラが、口の中でむくむくと膨らんでくる。

「効かないっすよ、おら・・・どうしたっすか・・・」

丸山が立ったままでしつこく腰を使ってくる。 冗談めかしているが、声はけっこう本気だ。

俺は軽くえずきながらそのマラをくわえ、喉でくちゅくちゅと挟み込む。

 

いきなり頭を前に倒し、丸山の裏スジをぐりっとこじる。

「・・・あうっ・・・」丸山の腰が、軽く砕ける。

「ほぉら効いたぁ!!」

「ちっきしょ・・・俺にもしゃぶらせろ・・・!」

かがんで俺の腰を取ろうとする丸山。俺はがっちりと丸山をとらえ、くちゅくちゅと音を立てる。

「・・・んっ・・・あ・・・」丸山の背中が反り、腰がクイ、クイと後ろに退く。

「・・・ぐはっ・・・あぁうめ・・・」股間にとりついた俺の頭を両手で押さえながら、丸山が上を向く。

 

丸山の股間から少し頭を離し、亀頭を集中的に責めてみる。

「くはっ」俺の頭を押さえる丸山の太い腕がピンと伸び、ぷるぷると震える。

巧みに口を使いながら目線を上げると、分厚い胸板の上で丸山の顔が完全に横を向き、

口をぽかんと開けてるのが見える。放出を、必死に堪えている様子だ。

 

わざと、ゆっくりと刺激してやる。 「・・・ぐっ・・・」 たまらず丸山の腰がついてくる。

「・・・うん・・・」 頭を左右に振ってやる。膝がカクカクと、微妙な動きをする。

丸山がぶんぶんと頭を振っている。必死に官能を振り切ろうとしているのがわかる。

もちろん俺は逃がさない。膨れた亀頭を口全体で強くこすり、尿道を舌で強く刺激する。

「あうんっ」 また丸山の腰が落ちる。

強引にその腰をささえ、マラを強く突っ込んでやる。

「ぐへえっ!」 太い腿のスジがぴくんと動く。構わず頭を小刻みに揺り動かす。

「・・・うん・・・うん・・・うん・・・」 丸山の腰が前後に動く。 

巧みに俺が合わせる。 「あっく」 また丸山の膝が折れる。強引に支える。

「ううう~ん」丸山の頭がまたブンブン動く。

 

「・・・あうっ、わかったわかった! もういいす!」 丸山が俺の頭を上からぽんぽんと叩く。

しかし俺は責めをやめない。頭の振幅が大きくなり、完全にイカセに入っている。

「・・・ああやめろ! いくいくいく!」 動揺する丸山の尻。いい反応だ。

「・・・んがあっ・・・もう、やめ・・・」 丸山の両手が俺の頭をむんずとつかむ。

「・・・あっっ!!」 ぐちゅっと音を立てて、俺の口が丸山の腰から離れた。

 

「はぁ・・・はぁ・・・あぶないじゃないすか・・・」 

丸山の太マラが鋭角に立ち上がり、ヒクヒクと動く。

「・・・もうゆるさないっすよ・・・今度試合もう一回やりましょう・・・」 

丸山が息を荒げながら、俺の目をぐいとにらむ。

「・・・いいっすよ・・・丸山さんのヒクつきっぷり見るの楽しいすから・・・」

丸山がそれを聞き、屈辱にゆがんだ顔を無理矢理笑顔に作ってみせる。

「よぅし、きまった!再戦っすよ!」 

丸山が握手を求めてくる。俺はそれをがっちりと握り返し、丸山の分厚い背中をポンポンと

叩いてみせた。

 

 

 

シャワーを浴び終わり、道場に戻る。

リングでは、すでに試合が始まっていた。

さっきのイカついスキンヘッド男が、もがいている。

 

「・・・んぐ・・・んんぐ・・・」

スキンヘッドの白く太い腿が相手の頭をはさみ、震えながら交互にこすりつける。

震える足首には、緑色のロッカーキーがゴムで止められ、かちゃかちゃと音を立てている。

相手の頭が小刻みに動いている。特に動揺する様子もない。

「・・・がはっ・・・」 スキンヘッドの方はすでにマラを放し、ハァハァと息をしている。

つるつるに剃り上げた頭に、青筋が浮いている。相当効いているようだ。

 

「・・・がぁは・・・うぅ・・・」 相手の胴体に回した、スキンヘッドの筋張った太い腕。

「・・・あっ・・・あっ・・・」 湿った声を上げながら、そのたびにスキンヘッドが上を向く。

強敵に当たってしまったようだ。 試合前のふてぶてしい余裕が、どこかに飛んでいる。

時折対戦相手の右腿に頭をつけ、目をあらぬ方向に遊ばせるスキンヘッド。

 

これが試合だ。 リングの中では見た目の迫力も、地位も年功序列も全く役に立たない。

「・・・あっ・・・」 強い者だけが、勝者の権利を得ることができる。

マットの中央、大柄なスキンヘッド男が焦点の定まらない目で相手のマラを眺めている。

さっきまで念入りにしゃぶっていたのだろう。 相手のマラも大きく膨れ、濡れて光っている。

よもや自分が責め負けるとは思わなかったのだろう。 スキンヘッドの頭が前後に往復する。

積極的に責める相手。 不規則な頭の動きで、完全にスキンヘッドを術中にハメている。

 

「・・・が・・・」こらえるスキンヘッド。自由な右膝が、ぐらぐらとゆれる。

俺たちが見ているだけでもすでに3分、相手の一方的な責めに耐える。

ベテランのプライドか。全身でぷるぷると震えながら、ぐっと放出をこらえている。

その忍耐力が・・いつまでもつか。

 

スキンヘッドが苦しまぎれに相手の腰に手を当て、身体をぐっと引き寄せる。

とっさに相手の動きが早くなる。 スキンヘッドの頭がガクガクと動く。

たった10センチ前にある相手のマラに、近づくことができない。

「・・・ぐっ・・・おっ・・・・・・おう」 心持ち上を見ながら、ガクン、ガクンと動くスキンヘッド。

完全に試合のペースを相手に握られながら、最後の一線だけは懸命に拒否し続ける。

 

相手はあくまで亀頭責めにこだわり、スキンヘッドの理性を何度も飛ばしにかかる。

ばたばたともがくスキンヘッドの足をがっちりと捕らえ、頭を何度も、何度も揺する。 

リング中央、電気ショックのような痙攣を繰り返すスキンヘッド。

こらえているつもりだろうが、傍目にはただ強烈に踊っているようにしか見えない。

スキンヘッドの目がとろけている。 

どんなに敗北を拒否しようと、ザーメンを出しちまえばこの男の負けだ。

 

・・・20秒経過。

 

・・・30秒経過。

 

 

 

「あああーー、負けっ、負けたっ!」

スキンヘッドがバンバンバンと相手のでかい尻を叩く。

カンカンカンカンカンとゴングが鳴る。 スキンヘッドがついにマットに沈んだ。

8分50秒・・・一方的な試合で、よくこらえた。

 

相手がすっくと立ち上がる。よく見ると、スキンヘッドよりもやや小柄な感じだ。

顔はふつうのサラリ-マンのような雰囲気がある。四角く大きな顔はニコニコと愛想がよく、

女の子の父親のような穏和な雰囲気を持っている。

ビルダーのような筋肉はついていないものの、肩幅は広く、腕の筋肉が異様に太い。

 

屈辱のためか、スキンヘッドが顔を両手で覆い、仰向けに倒れている。

マラはがっちりと鎌首をもたげ、腹につかんばかりだ。

・・・これだけ攻められたら、しばらく元に戻らないだろう。

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