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 1ヶ月後、日曜日の試合のリング。

その中央に、俺と堀野が向かい合って立っている。

互いにレスラー体型、まだビンビンではないが、それなりの大きさ

になったものが互いの股間に逞しく垂れている

これから、二人の試合がこのリングで行われるのだ。

 

 

いつか、リングでこの男と闘うときが来ると思っていたが、そのと

きが意外に早くやってきた。

おそらく、堀野が希望したのだろう。

 

この1ヶ月ほど、俺と堀野は会うたびに個室でスパーリングをこなしてきた。

俺は立たせ捕りを学び、堀野は喉技を磨いてきた。

たいていは俺が勝ったが、時には堀野の喉技が冴えを見せ、俺の方

がギブアップを奪われる機会も増えてきた。

こうして磨いた腕を、このリングで俺を相手に試してみたくなったのだろう。

 

今日はどっちに転ぶか・・・それは、その場で手合わせしてみなければわからない。

試合が始まるまでの間、俺達は何となく目を合わせづらく、下を向

きながら腰を回したり、肩を動かしたりしてウォーミングアップを

しながら、ちらちらと互いのコンディションを探り合う。

 

・・・こうしてみると、やっぱり堀野のモノはでかい。

実際何度もくわえて実感しているが、こうしてちょっと離れた距離

で堀野が半立ちのものをブラブラさせてるのを見ると、あらためて

そう思う。

 

今日は試合の日。レギュラー選手がぐるりと取り囲む中、やっぱり

今日は堀野をがんがん攻め崩して、先輩の貫禄を見せつけてやりたい。

 

でもそういう気持ちは、堀野も同じはずだ。

 

レフェリーの指示で、中央に呼び寄せられる。

俺たちがぐっとにらみ合う。・・・ここは試合のリング。

リングに上がったらもう互いに敵同士だ。

「テラさん・・・」俺をにらみつけながら、堀野が口を開く。

「・・・ずっとやりたかったっす・・・今日は、いってもらいますよ・・・」

「それはこっちのセリフだ・・・試合だからな、有無を言わさず

たっぷり出してもらうぜ・・・」

もう一度、額をつけるようにしてガッチリとにらみ合う。

 

69の体勢になる。

堀野の太い男根が強くそそり立ち、俺の胸板のあたりを指して反り上がっている。

「ずいぶんガチガチじゃねえか・・・こんなに立ってて俺の責めに

耐えられると思ってんのか・・・」

「テラさんもガチガチっすよ・・・今日の試合は俺がもらったっす・・・」

 

 

---カ-ン!---

ゴングとともに、俺と堀野ががっぷりと組み合った。

 

 

 

・・・・・・

 

「おっ、おっ、おっ・・・・」

 

試合開始後5分少々、リング中央。

・・・堀野の右ポンプ固めが強烈にきまっている。

 

「ぐん、うっ」

俺の右足を固め、左腰を手で押しながら堀野が頭を振ってくる。

俺はすでに堀野のマラから口を放してダウンし、ハァハァと息をしている。

「《ぐんぐんぐんぐん》ぐわあああああっ! うっ! うんっ!」

ペースが完全に堀野に傾き、堀野がガンガン俺を責めてくる。

堀野の強烈なピストン。俺の足がばたつき、震える。

 

「テラさん、頑張れ!」

リングサイドから知った顔が何人か声援を送ってくれる。

しかし、答えることができない。俺はひたすら腰を振り、堀野の

強烈な技をこらえている。

 

最初俺は堀野とがっぷり四つに組み、がんがん攻め技の打ち合いを演じた。

しかし堀野の喉壺が俺のマラに絡みつき、そのときから嫌な予感はしていた。

腕を上げた堀野の口技に俺は時折口で息をつき、そのたびに堀野の

喉技にぐんぐんと煽られる展開。そしてある時、俺の腰の動きに

堀野の強烈な立たせ捕りを合わせられ、たまらず俺は強烈にダウン

。・・・・そこからはずっと、こんな調子だ。

 

俺はただ、ひたすらこの強烈なイカセ技を乗り切るためにリングで一人粘っている。

「堀野、テラさん効いてる効いてる!チャンスだぞ!」

 

《ぐいっ》

 

《ぐいっ》

 

《ずるん》  「おおおおぅっ!」

 

抱きつきポンプ。俺の亀頭に堀野の口が吸い付き、今にもザーメン

を絞り出されそうだ。

 

「ギブアップ?」 レフェリーの門馬が俺の目を見る。

「ノーノー・・・おおおおおおぅっ!」

堀野の強烈なバイブ。俺の太マラを、体ごと揺さぶる。

「・・・ぐっへ・・・」俺の足が開き、マットをつま先でひっかく。

 

「ほらほら、堀野もうそろそろ先輩を楽にしてやれよ!」

ギャラリーのヤジに、堀野がぐんぐんと責めを強くする。

 

《ぐんっ》

 

《ぐんっ》

 

《ぐいっ》

 

《ぐいっ》

 

《ずるん》

 

 

(・・・ぐへっ・・・)

 

マグマが上がってくる。俺はたまらず背を反らし、強く痙攣する。

(・・・くそ・・・・も、もう・・・・)

 

 

 

すると、堀野が途端に得意のピストンをぱたりと止める。

 

(?)

 

その直後、堀野が別の運動を始めた。

「・・・ぐっ・・・・おおおおおおおう!」

立たせ捕り。俺の亀頭を浅くくわえ、堀野が拷問技にスイッチした。

「・・・ぐっ・・・がっ・・・あう!  あう!」

堀野の頭がグリン、グリンと回転する。

「・・・ぐへっ・・・あああああああ!」

完全に立ちきってしまった俺のマラを、堀野が拷問する。

 

「・・・おおおうっ・・・」

俺が狂ったように腰を振る。道場のレギュラー選手がみんな見ているが、

今は自分の動きのようで自分の動きでない。

「・・・・ぐっ・・・・あお・・・・」

これは試合。一方がギブアップするかザーメンを噴くまで、試合は

終わらない。相手がそうなるまで、選手は全力を尽くして闘う。

逆に言えば、それまでは何をやってもいいのだ。

 

「・・・ぐへっ・・あああああああっ! ああああああああっ!!」

リング中央、堀野は手慣れた手つきで俺の体を操作し、体位を次々に変えていく。

立たせ捕りの餌食になってしまった俺は、うまく力が入らない。

「・・・あっあっあっ、おうっ!・・・がっ!・・あうん!!」

右ポンプ・・・・抱きつきポンプ・・・・ポンプ返し・・・

まるで、俺を技の練習台にしているかのようだ。

「・・・おおおおおおおおっ!! おおおおおおおおおおっ!!」

 

 

・・・・

 

 

《ずしん》

力の抜けた俺を、堀野がズシンとマットに投げ捨てる。

大の字の俺。腰が抜けて・・・動けない。

 

仁王立ちの堀野。・・・俺は、その姿をぼうっと見ている。

(・・・試合は・・・まだ・・・終わって・・・・)

 

次の瞬間、堀野が俺の頭の近くにズンと両膝を突く。

そして、自らのギンギンに立った太い男根を俺の口に当てて・・・

「《ずぶずぶずぶ》・・・・・!!」

自ら、これを俺の喉に押し込んだ。

「・・・テラさん、しゃぶってくださいよ・・・」

その声に導かれるように、俺が堀野のケツに両手を当てる。

 

しかし・・・

「《ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ》んんんんっ!!んんんんっ!!」

ポンプ固め。俺の足をがっちりと固定し、強烈なピストンを撃ち込んでくる。

 

「んんんんんん!! んんんんんん!!」

俺がバタバタともがく。しかし、腰の抜けた俺には堀野のガチムチ

の体が岩のように固く、頭を動かそうにも、堀野の太い肉柱が深々

と喉に突き立って、身動きが取れない。

「んんんんんんんんん!! んんんんんんんんん!!」

フィニッシュホールド。・・・堀野の鍛えられた喉が俺のマラに強

く連結され、強く振動する。

 

(・・・・・あっ・・・・いっ・・・・・いくうっ・・・・・)

 

 

 

どくん どくん

 

どくん どくん

 

昇天。俺は堀野の太マラを突き立てられたまま、強く堀野の口に向

けてザーメンを噴き上げる。

 

どくん どくん

 

レイプ負け。堀野の腕の中で俺は何度も腰を突き上げ、腰の中のも

のを吐き出していく。

リングサイドの連中も、黙ってその光景を見ている。

俺がここまでやられるとは、思っていなかったのだろう。

 

最初の右ポンプだけで、堀野は十分俺を落とせた。

しかし立たせ捕りからポンプ固めにいったのは、堀野の「先輩越え」

の意思がそれだけ強かったのだろう。

・・・ずっと、「あれ」を俺にやりたかったに違いない。

あの場面を思い起こすと、腰が抜けた中にも屈辱の炎がメラメラと燃え、

身を焦がす。

 

 

 

ややあって、レフェリーの門馬が持ってきたビニルコップに、堀野

がどろりと白いものを吐き出す。

---カンカンカンカン---

「一本勝ち!」

レフェリーが、堀野の手をサッと上げる

 

・・・しばらく沈黙があった後、ギャラリーから拍手と歓声が響きわたる。

堀野、勝利の瞬間だ。

 

 

 

少しして、腰の抜けた俺が体を起こす。

「・・・すんません、俺ちょっと調子にのっちまって・・・」

堀野が俺に頭を下げる。

「何だ気にしてたのか・・・気にすんな、勝負なんだからさ・・・」

俺は堀野の肩をポンポンと叩く。

「・・・効いたぜ、あれは・・・」俺は堀野の目を下からのぞき込む。

そういわれて堀野の顔がほころびかけたところに「でもな」と言葉を継ぐ。

 

「お前があれだけやったってことは・・・俺もやっていいってことだよな・・・」

 

堀野が少し驚いた顔をした後、すぐグッと俺の目をにらみつける。

「・・・いいっすよ・・・できるもんなら・・・」

「・・・おお、やってやるよ・・・今度俺と試合しようって時は、

 覚悟しとけ・・・」

リング中央で、ぐいっとにらみ合う。

 

10秒ほどにらみ合った後、俺が先にその視線を放す。

「・・・まっ、今日のところは完敗だ!」

堀野の肩をもう一度ポンポンと叩き、サッと手を差し出す。

「今度またバチバチやろうな!」

二人でにんまりと笑い、がっちりと握手を交わした。

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