屈辱の試合が終わった5分後。リング上では重岡と、ほかの知らな
いレギュラー選手が戦っている。
流石に重岡は調子を上げているだけあって、今日もいい試合を繰り広げている。
40代後半ぐらいの落ち着いた相手を寄せ付けない攻め。
重岡の強烈な抱きつきポンプに、早くも相手の体が痙攣し始めている。
そんな中、俺はリングに背を向けて、今まさにシャワー室から出てきた選手に
声をかける。
「よう、堀野」
タオルで体をふいていた堀野がエッと言った顔で俺の顔を見る。
「・・・あそこでさ・・・もう一回やらねえか・・・」
「・・・テラさん・・・何すか、俺の技が病み付きっすか・・・」
堀野がニヤニヤ笑いながら俺に声をかける
「いやあ、あんだけリングで気持ちよくしてもらったからさ、俺も
ちっとはお礼させてもらわねえと、って思ってな」
「いえいえ、いつもお世話になってるんで感謝の印っすよ・・・
なんなら、もう一発出して、サッパリしてもらいましょうか・・・」
堀野がちょっと前屈みになって俺の目を見上げる。
「なんだと、このやろう・・・」
俺が堀野の首根っこを上からつかんで、俺よりちょっと背の低い
堀野の体を強く揺さぶってやる。堀野がちょっと嬉しそうに笑ってみせる。
薄暗い照明の中に、堀野の体がぼうっと浮かび上がる。
さっき俺をリングで倒した相手。その体の重量感を、半立ちでブラ
ブラ揺れる太マラがさらに引き立てる。
「・・・出してねぇんで、まだビンビンっすよ・・・」
堀野がニコニコ笑って腰に手を当て、自分の太マラに力を入れて
ピクンピクンと動かしてみせる。
「テラさんも好きっすねぇ・・・リングであれだけ俺の口にたっぷり出して、
まだビンビンじゃないすか・・・」
俺は苦笑して自分の股間を見る。確かに俺もビンビンだ。
「みんなの前で俺にやりまくられて、何か火がついちゃったみたいっすね・・・」
堀野が俺を煽るようなセリフを次々と口にする。
今回の勝利で、レスラーとして何か一皮剥けたのかも知れない。
「今日の俺、何か強いっす・・・テラさん、覚悟しててくださいよ・・・」
そそくさとマットに横たわり、互いのマラをとっくりと眺め合う。
相変わらずパンパンに張った、いいマラだ。
「まずは、ギブアップでいきますか・・・」
俺の下の方から声がする。
「ああ、どっちでもいいけどよ・・・なんなら出しちまってもいいぞ」
「それはこっちのセリフっすよ・・・」
そんなことをいいながら、互いにズブリとくわえ合う。
さっそく強いピストンの打ち合い。互いに強く立って、駆け引きも何もない。
(・・・うんっ・・・)
強く突き立った俺の男根に堀野の喉壺が強く、優しくからみつく。
(・・・おうっ・・・やっぱりうめえ・・・)
堀野の確信を持った攻め。・・・あの一回の試合で、何かをつかんだに違いない。
(・・・うお・・・お、俺も攻めるぜ)
堀野の太いケツをがっちりと抱え、グングングンと頭を振る。
(・・・おら、いけよ)
プリプリに張った亀頭を喉の奥で強く撫でる。堀野の足がピンと伸びる。
しかし次の瞬間、俺のケツをがっちり持たれ、強烈にバイブに入られる。
(・・・うううううううんっ!・・・)
俺の股ぐらががばっと開く。さらに頭を振ってくる堀野。
(・・・うう・・・うめえっ・・・)
ガチンコの責め合い。堀野と互いのケツを抱え合い、強烈なピストン合戦。
(・・・ん・・・・ん・・・・)
激しく責めながら、俺の腰がわなわなと震える。
しかし堀野の腰は動かない。・・・男が何か自信を持つと、そう簡単には刺激に動じなくなってくる。
(・・・ほ、堀野・・・・・ダウンしやがれ)
プライドをかなぐり捨て、腰を振りながら堀野にかじりつくようにピストンを叩き込む。
堀野の内ももがピクンと動く。しかし、腰は動かない。
(・・・無理しやがって・・・・こっちはわかってんだぞ)
このとき俺の腰の奥で、ズルンという摩擦感が突き上げる。
(うぐんっ)俺のピストンがピタッと止まる。
堀野が責めを続ける。
《ズルン》
《ズルン》
《ズルン》
(・・・あっ・・・)
俺の背中がピクンと動く。
次の瞬間、ズブズブズブという感触が俺の官能を強く刺激した。
「・・・・おぐんっ!」たまらず俺が口を大きく開いてダウン。
堀野が正面からバイブ技に入った。
「・・・おおおおおおおうっ!!・・・・おおおおおおおうん!!・・・」
堀野の激しい動きに抗えず、俺の胴体が反り上がってピクピクと跳ねる。
「・・・・うっ・・・・あっ・・・・」
細かいバイブ技。カチカチにふくれた俺の男根を曲げるように、強引に喉を絡める堀野。
俺の足先が震える。・・・今この瞬間、堀野が一気に俺を沈めにきている。
「・・・おっ・・・」
俺は足を震わせながら、堀野の太い腰にしがみつく。
目の前でブラブラと勃ち揺れる、堀野の太い男根。
パンパンに張った亀頭。・・・まだ二試合通じて一度も、俺は堀野をダウンさせていない。
(・・・ダ、ダウン・・・させる・・・)
ボコボコと泡立つ官能の嵐の中、俺は堀野の太い柱をガッチリと握りこむ。
はぁっ、はぁっ、と息をつきながら、エラの張った亀頭をにらみ据える。
堀野の畳みかけるようなバイブ。俺の足がバタバタバタともがく。
(・・・く・・・くそ・・・)
堀野の太く固い男根を握り締めながら少しずつにじり寄り、ついに堀野のものをくわえ込んだ
(食らえ、堀野)
強いバイブ。・・・亀頭に重点を絞り、ネットリと速い振動を与える。
俺のこの技だけでイク選手も多い。俺は頭を真っ白にし、ひたすら堀野の亀頭にバイブをかける。
堀野の亀頭がプックリ膨らむ。
しかし堀野自身は強く反応せず、今やっている責めを継続してくる。
(・・・うぉっ・・・・すっげぇ、堀野・・・・)
バイブ技の叩き合い。堀野と俺はがっぷり四つに組み、ただひた
すら強いバイブ技の応酬を繰り広げる。
(・・・・・・あ)
官能が上がってくる。がっぷり四つの組み合いの中で、堀野の技が効いてきた。
(・・・・ぐっ・・・・ぐへっ・・・・)
俺の首振りが遅くなってくる。得意なバイブの打ち合いで、堀野に攻め負けてしまっている。
堀野のバイブの速度は変わらない。・・・この攻めだけで俺を落とせると踏んでいるようだ
俺は堀野の亀頭をくわえながら、大きく熱い息を吐く。
(んっ・・・・んっ・・・・)
俺の足がバタバタと動き、つま先でマットをひっかく。
(・・・あっ・・・)
堀野の攻めが止まらない。スキのない、ムダのない攻め。
(・・・や・・・・・やべえっ・・・・・・)
なすすべもなく、堀野の腕の中で俺がのぼりつめる。
「・・・・ギッギブ!!・・・ギブギブギブギブ!!・・・・」
俺のしぼり出すような声に、堀野がさっと口を放す。
俺はごろんと仰向けに転がり、上反りに固く反った自分のマラを見
つめながらハァハァと荒い息をする。
な・・・なんとか、イカずにすんだ。
「テラさん、大丈夫っすか・・・」
堀野がマラを立てたまま体を起こし、俺の顔の前にズンとしゃがむ。
目の前で突き立つ大ぶりの男根を前に、何となく俺が目をそらす。
「さっき一発リングで出しちゃってんのに、もうギブアップしちゃったんすか。
絶倫っすね・・・」
堀田が俺をからかうようにいいながら、ガチガチに立ったマラで俺
の頬をパンパンと叩く。
俺がそれに誘われるように堀野の腰を持ち、ズブズブズブとマラをくわえる。
「・・・おっ、まだやるっすか・・・」
俺は何も言わずに頭を前後させる。堀野の太ももが軽くこわばる。
「・・・うっく・・・・・よっしゃ、やりますか・・・」
堀野がこれを受けて俺とがっちりと組み、まだするどく立ち上がっ
た俺の男根をズブリとくわえる。
俺の腰がピクンと反応する。
まだダメージが全然癒えていない所に、堀野の喉がズルンとからみつく。
俺がたまらず熱い息を吐く。
それでも負けずに激しい喉技を繰り出す。堀野のプックリふくれた
亀頭を喉の柔らかいところに突き立てる。
「・・・ぐっ・・・んん・・・・」堀野の膝がガクガクと震える。
なかなかいいところに入ったようだ。
堀野の腰を力ずくで強く挟み、頭をグルン、グルンと強く回す。
堀野の腰がズンと突き上げ、膝が開く。
しかし、その直後にまたズブズブズブと強い刺激が俺の股間を襲う。
堀野の、強く攻撃的なピストン。
(・・・う、うお・・・)
たまらず俺が太ももで堀野の頬をパンパンパンと叩く。
堀野がのしかかるように俺の竿を深くくわえ、グルン、グルン、と
頭を回す。「・・・あうん!!」俺が強く反り上がってダウン。
《ぐちゅり、ぐちゅり》堀野の強烈な立たせ捕り。
「おおおおぅっ」俺の体が強く振動する。
ガンガン突き上げる俺の腰をボンレスハムのような太い腕でしっか
りと抱きとめ、堀野がねちねちと技を打ち込んでいく。
「・・・おうっ・・・おっおっおっ・・・」
俺が体を大きくねじって強い効き声を上げる。
攻めまくられて体力は限界なのに、股間の太竿だけが鋼鉄のように
固く突き立っている。
堀野が俺の右足をがっちりと捕らえ、そのまま右ポンプ固めにスイッチする。
「・・・ぐっ・・・おおうっ・・・」堀野得意のフィニッシュホールド。
ここで、俺を支えていた忍耐の糸が、ぷっつりと切れた。
「・・・あっ・・・あっ・・・あっ・・・」
俺が一気にのぼりつめる。
「・・・ギ・・・ギブ・・・・」俺が堀野の頭を強く押さえる。
堀野の口がサッと離れる。
・・・しかし、堀野の腕が俺を解放しない。
「テラさん、まだ終わってないっすよ・・・」
(?)
俺の前に、堀野の立ちきった男根がぐいと突き出される。
「・・・おら、しゃぶって下さいよ・・・」
堀野のいつになくドスのきいた低い声。
何となく抗えず、俺が素直に堀野のマラをくわえる。
その途端、堀野の体が俺にのしかかってくる。
《ズブリ》
堀野の重い腰が俺の顔にかぶさり、太いマラが深く突き立てられる。
(・・・ぐむっ・・・)
俺の喉が堀野に完全にふさがれる。
「《ぐちゅぐちゅぐちゅ》・・・んんんんっ! んんんんんんっ!」
バタバタともがく俺の体をものともせず、堀野が俺のマラを一方的に責めたてる。
柔道なら十分跳ね返せる体勢だし、堀野と俺の体重差はほとんどない。
でも、相手の太マラを突っ込まれて押さえ込まれるのは初めてだ。
「・・・・んっ・・・んんんんんんんっ!」
堀野の動きは止まらない。・・・どうやらこの攻めが気に入ったようだ。
「・・・・んっ・・・んっ・・・・んっ・・・・」
堀野のマラに貫かれたまま、俺が急速にのぼりつめていく。
「・・・・・おっ・・・・・おっ・・・・・」
どくん どくん
どくん どくん
昇天。堀野に上下から犯された状態で、俺が溜めこんだものを一気に吐き出す。
二発目の放出。新入りの時に先輩に何度かやられたことはあったが、
後輩に2発抜かれたのは初めてだ。
どくん どくん
堀野のぶっとい腕の中で、俺の体がピクン、ピクンと跳ねる。
堀野の肉付きの良い丸顔を太ももで挟みながら、身体全体で痙攣する。
堀野は俺に顔を足で挟まれながら、押し黙ってこれを受け続ける。
勝者の余裕か。
俺の痙攣がおさまったところで、堀野はクチュッと音を立てて俺の男根から口を離し、
ゆっくりと腰を引いて俺の口に突き立てられた硬い男根を引き抜く。
堀野がゆっくりと立ち上がる。強く立ち上がったふとい男根の裏スジが見える。
堀野は男根を大きく立てたまま、そばに置いてあったビニルコップを手に取り、
中にドロッと白いものを吐き出す。
「いっぽん!」
堀野が大きな声を張り上げる。
「・・・テラさん・・・まいったっすか・・・・」
まだヒクヒクいってる俺の耳もとにまん丸な顔を近づけて、堀野がそっとささやく。
「・・・くそぉ・・・まっ、まいった・・・・」
俺が声を絞り出す。最後の昇天は不利な状態だったとはいえ、
この状態では俺もさすがに何も言えない。
「くやしいっすか、おら・・・おら・・・・」
堀野が分厚い手で、俺の頬をパチンパチンと叩く。
「俺に三回負けて、二回ぶっぱなして、気分はどうっすか・・・」
「・・・くそぉ・・・」
俺は目をぎゅっと閉じて、声を絞り出す。
腕に覚えある男と試合をやる以上、レイプ負けの危険はいつも感じながらリングに上がっている。俺自身、ベテランの選手を何度も強引にマットに沈めてきた。
しかし、こうやってボロボロにやられてみると、屈辱の黒い炎が体中を舐め、全身を焼き尽くす。
「俺もそれなりに自信あったっすけど、テラさんを2回もいかせて勝つなんて、正直すげぇ嬉しいっすよ・・・俺、テラさんを越えたっすかね・・・」
「・・・マグレだよ、マグレ・・・・もう二度とねえよ・・・」
二回も搾り取られた身としては、ずいぶん苦しい台詞を吐く。
「・・・そんなことより、テラさん・・・」
堀野がでかいマラをガッチリと立てたまま立ち上がり、俺の鼻先に
竿を持っていく。
「・・・俺まだ今日一回もいってないっす・・・いかせて下さいよ・・・」
俺は無言で堀野の腰をつかみ、ビンビンに立ち上がったものをぐいと喉に押し込む。
「おうっ」堀野が反射的に声を上げる。
俺の渾身の喉技。堀野自慢のマラを柔らかく包み込み、グチュグチュと音を立てる。
「・・・ぐっ・・・やっぱ、テラさんの喉は・・・気持ちいいっすねえ・・・」
レスラー仕様の太い腕が俺の頭を抱え込み、腰がズンズンと突き上げる。
「本番もけっこうやばかったけど・・・テラさん先にいっちゃうからなあ・・・」
そういわれて俺の頭が少し速くなる。
「・・・ぐぅ・・・うんっ・・・」堀野の低い声が、上から漏れてくる。
俺が頭をグルンと回すと、たまらず堀野の膝が軽く抜け、腰が落ちる。
「・・・この技が・・・この技が本番で出りゃ、また、いつか俺からギブ取れるっすよ・・・おっ・・・・」
堀野の腰がまた落ちる。俺がすかさずその腰を捕まえる。
「・・・ちょっ・・・テラさん・・・あっ・・・」
俺がそのままの体勢で堀野の腰を押し、ズンと尻もちをつかせる。
「うんんっ!!」
大きく開脚した堀野の股間に押し入り、俺がブンブンと頭を振ってみせる。
立たせ捕り。堀野の体がガクガクと痙攣する。
卑怯だろうと何だろうと、とにかく今日一回でも堀野にひとアワふかせる。
そして、今度リングでやるときは、必ず・・・・。
俺はその一心でもがく堀野を強引に押さえつけ、ひたすら頭を振り続けた。